ウソが来るのを待ち続けたけれど・・・ (僕の野鳥撮影) [野鳥]

久しぶりにウソを撮ろうと
駐車場の開門までK池周辺で時間をつぶした後
9時過ぎに、ウソが食べるハコネウツギの実がなる
駐車場にやってきた。
既に先行者が4人も居る。
これは出る、きっと出る
期待に胸を膨らませカメラを構えたものの
昨日は来たというのに
ウソは来ない
さっさと撮って、白旗池まで
いろんな野鳥探しをしながら、歩こうと思っていたのだけれど・・・
話が違う
思惑と違う
今に来る!
今に来る!
それでも”、”来る!”という思いにすがって
じっと、じっと
待った
じっと、じっと
ただ待った
だのに
ウソの鳴き声もしない。

やって来れば、
ああ撮って、こお撮ってと
妄想に耽り

あの時はこうだった
こうしたらもっと良かったと
追憶に耽り
・・・・・
気が付けば
4時間半の時間が経っていた。
”時間なんてたっぷりある”というには
ちょっと高齢な私
ああ、無念!!

というわけで、今日は
前に撮った、オジロビタキの写真を
またまた貼りました。

僕が野鳥写真を撮り始めた時
生き生きとした表情を撮るのが一つの
目標でした。
いろんな機材の変遷や
野鳥撮影10年半の経験を経た今
かってのように一つの目標といったものはありません。
というか、目標が絞り込まれていくのではなく
逆に広がって行きました。
これは通常の趣味ごととは逆で
自分でも驚きです。

野鳥にカメラを向けた時
1、鳥の表情、動作
2、構図
3、背景
4、光
を考えます。
ファインダーに捉えた絵を見て
生態写真風にするのか、ポートレートにするのか、絵画風にするのか
撮る写真をイメージして
シャッターを押します。
特に、背景と光線で
写真の大まかなイメージが決まるので
太陽の位置を確認し
出来る限り、いろんな角度から写真を撮るのが
僕の出来ればやりたい撮影方法です。

そして撮れた写真が僕のイメージの中に
収斂することなく
イメージから外れたとき、超えたとき
僕はネイチャー系の写真を撮ることの
醍醐味を感じます。
予定調和的な写真はあまり撮りたくない
自分のイメージのままの写真は撮りたくない
撮れた写真をみて
初めて見つける発見や感動
これこそ自然を野生の生き物を
撮る楽しみです。

今回のオジロビタキは、同じ場所に出てくれるので
こういった撮影をするのに
格好の被写体です。

DSC_9876オジロビタキ_fi.jpg


DSC_9673オジロビタキ_fi.jpg


DSC_9897オジロビタキ_fi.jpg


DSC_9544オジロビタキ_ftrm.jpg


DSC_9660オジロビタキ_fi.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。