Catch&eat 淀川の稚アユ [その他]

高度成長期の河川の水質汚濁
子供の頃から釣りに慣れ親しんできた僕が
渓流での岩魚やアマゴ以外の淡水魚の釣りを
止めたのは
猪名川水系や武庫川水系で釣り上げた魚のほとんどが
”奇形魚であった”といういう経験をしたからである。
キャッチアンドリリースという釣りのスタイルでなく
キャッチアンドイート ”釣ったものは食べる”
というのが僕の子供の頃からの基本的なスタイル。
それだけに
汚水の中で育った
有毒成分の含まれた
魚は食べれない=釣れない
淀川の魚なんて・・・とても
そう思ってきたのだが
野鳥撮影を始めてから
毎年5~6月頃に
サギが魚道で稚アユを食べているのを
発見してしまった。
調べてみると、淀川の水質も改善され
稚アユの遡上が復活していたのだ。
魚道でサギの捕食シーンを撮影しながら
稚アユが捕まるたびに
”わしも食いたい! 稚アユ わしも食いたい”と
心の中で叫んでいたのです。
稚アユは子供の頃
親父に連れられて大和川やその支流石川で
毛ばりを使って魚籠いっぱい釣り
天ぷらにして食べたものです。
その美味しかった記憶が蘇ります。
淀川河口部ではアサリも獲れ
食用にされていると聞く
食べても安全かも?!
安全なんや!?
こうなると
釣りたくて
釣りたくて
食べたくて
食べたくて
辛抱たまりません。
という訳で上州屋で擬餌針を買って
釣りに行って来ました。
本当は毛鉤で釣りたかったのに
置いておらず
稚アユ用の擬餌針を買いました。
撒き餌も置いてましたが
こんなもん使ってはいけません。
川の水質悪化の原因にもなるし
アユは内臓を裁かずそのまま食べるのが基本
キャッチアンドイート派は
自分の食べる分だけ釣れば
充分なんです。
さて早朝の30分
釣ってきました。
稚アユと稚ハス(オイカワ)が混じっています。
さっそく油で揚げて
食べました。
美味い!!
35年ぶりの事です。

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