食べることは格闘技 & BORGのAF化を考える [野鳥]

せっかくの休日というのに天気が悪い!
鳥撮に行けません。
Nikon D300sの試し撮りはまたお預け。
今日は在庫から一枚

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ゴイサギの幼鳥ホシゴイ君のお食事光景です。
獲物のお魚を捕まえたのは好いんですが、大きすぎて飲み込むのに悪戦苦闘
それでも諦めずに試行錯誤
1時間近くもかかってやっと飲み込んでいました。
獲物を噛み千切る術を持たない鳥たちにとって、食事を口の中に収めるのも格闘技のようなものでした。

最近BORG のAF化を考えています。
パーツを揃えてからカット&ピースする暇も余裕もないので頭の中でいろいろシミュレート
これがまた楽しい・・・
NikonnだとテレコンバーターTC-16Aを改造するのが手っ取り早いのでしょうが二番煎じ的で面白くない。
それにTC-16A、数年前はオークションで5000円もあれば落札できた商品、今は高騰し1万円以上。
このデフレ時代にこれは面白くない。

レンズのAF化といっても既存のレンズの駆動装置を利用しての組み立てだからレンズ間をどうして接続するかという事と既存レンズからどのようにしてレンズを外すかということが技術的ポイントになる。

AF化の光学的原理は簡単で、二枚のレンズの間隔を変ればその合成焦点距離は変わるという原理に基いてている。

天体望遠鏡の対物レンズはF値が大きいので当然F値を下げる為凸レンズを入れる必要が出てくる。

従って基本的なレンズ構成はNikonの超望遠レンズの構成と似通ったものになる。

1群 凸レンズ 2群 凸レンズ 3群 凹レンズ

というのがレンズ構成の骨格である。
簡単にいえばメーカー製超望遠レンズの構成は凸レンズの像を凹レンズで拡大したものといえるようです。

焦点距離を短くするとレンズ長が変わらない場合はレンズを繰り出したのと同じ事になり近距離にピントが合。)

従って先駆的実践者によって試みられているAF化は3群を動かす事がまず試みられ、次に2群を動かすことが試みられている。

これらの改造で僕的には面白くないのが既存のAFレンズのレンズの一部を取り外した場合、使用レンズの焦点距離が分からなくなってしまう事で、従って完成レンズの焦点距離は実写画像からの測定ということになってしまうという事である。
これは改造者の性格の問題ではあるのだけど僕の場合、合成焦点距離の設定値を出して設計したい。
”どこ歩いているのか判らないけれど”無事に目的地に着いた。
というのは面白くないのである。

こういう制約をしておいて手持ちの部材をみて見るとケンコーの×1.4テレコンバーターがある。
これを使うと全てのレンズの特性が明らかになるので望みどおりの設計が出来そうです。

無知の力を唯一のドライビングフォースとして僕の妄想は続きます。

実際の改造着手はずっと先のことですので僕の改造計画記事は当てにしないでくださいね。
続く・・・。

設計に使う必要な計算式

1/a + 1/b = 1/f

f =f1・f2/(f1 + f2 -d)

s = f2(f-d)/(f1+f2ーd)

z = s-f 


画質の低下を招くと思われる要因

1.二枚の凸レンズを近づけすぎる。 
2.凹レンズで倍率を上げすぎる。
3.挿入凸レンズの口径を必要以上に大きくする。(光路図を書く必要)
4.鏡筒の内部反射が大きい。
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