BORG101ED直焦点+NikonD300sで野鳥を撮る その1 (これまでの経緯) [野鳥]

BORG101ED+OLYMPUS E410(またはNikon D70s)の組み合わせで
これまで高解像度でヌケのよい野鳥写真が得られてきたのに
ボディーをNikonD300sに変えてから、満足できる画像が得られなかったのです。

これはD300sのボディー重量が840g、バッテリーを加えると1kg近い重量があるためで
ドロチューブ+ヘリコイドMの組み合わせでも、ミザールラック&ピニオン合焦装置でも、マイクロフォーカス接眼部(9797)でも撓みとガタツキが生じてしまう為だったのですが
なかなかいい対策がとれませんでした。
これはミザールのラック&ピニオン式合焦装置をドロチューブにハメ殺しで固定したため、使えなくなったパーツもあり、パーツを大幅に購入する必要があったためなんです。
そのうえ、どういうロードマップを描いて野鳥撮影のレンズシステムを改良していくかという点で大きな迷いがあったので、パーツの購入に踏み切れなかったのです。

当時、同時にサブレンズも購入したいという欲求もありました。
笠井トレーディングのBLANCA70ED+高機能DXマイクロフォーカス接眼部を購入し
この接眼部をBORGと共有という形を取るか、サブレンズとしてNikonのサンニッパないしはヨンサンゴレンズをオークションで落札することにして、BORG対策はその後考える、あるいははNikonサンヨン+×1,7テレコンバーターを購入するかで悩んでいたのです。

結果は、当初考えていなかったCanonNewFDサンニッパとNikonテレコンTc-16Aの購入ということになりました。
これはBORGのAF化を見越し考えた挙句の選択でした。

TC-16Aによるレンズの部分AF化というのは使ってみると便利で、最近MF でのピント精度が悪くなっていた僕もすっかり嵌まり込んでいたのです。
そこでBORGのAF化ということでパーツの購入となったわけですが、手持ちパーツを生かすため初期に使っていたヘリコイドMを使うことにしました。
基本的には”BORG101ED望遠レンズセット”と同じです。
このままでは撓みが大きく使い物にならないのでを”支え”が必要なのですが
遊馬製作所からBORGしゅうどうベースリングとITリングが発売されていて、これを使えば簡単に解決します。
とはいえNikonD300sではかなり重く、ITリングを使ってもヘリコイドMの動きは重いです
が、光軸の歪みやガタツキは激減してくれます。

AF BORGに使っていた短鏡筒を長いものに戻し、レデューサーを外、し直焦点で撮影してみました。
結果はD300sで撮影したものとしてはこれまでで最高の解像度のある写真が撮れました。
そして直焦点ならではのヌケの良さ
BORGは直焦点でこそ真価を発揮しますね。

ただ使い心地は良くありません。
ヘリコイドMの伸縮長20mmはあまりにも短すぎます。
”使い辛いドローチューブ”を始終使わなくてはならないのです。
やはり合焦部を再検討することが必要かもしれません。
・で、候補の製品は二つあるのですが、高価すぎるんですよね。
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