信州白樺峠 鷹の渡り [野鳥]
”白樺峠の鷹の渡り”を見に行ってきました。
これで三度目ですが、過去二回は10月に紅葉見物を兼ねて行ったのでそれぞれ数羽の鷹しか見ることが出来ませんでした。
白樺峠は信州での僕の拠点”奈川”と”乗鞍高原”を結ぶ上高地乗鞍スーパー林道にあります。
今年は乗鞍高原側が土砂崩れの為通行禁止になっていました。
従って今年は白樺峠に行くには奈川側からしか行けません。
寂れている奈川には絶好のチャンスです。
連休中は鷹見のため無料のシャトルバスも運行されました。
全国から集まる多くのバーダーたちの何割かでも奈川で宿泊してくれれば嬉しいのですが。
19日の深夜大阪を経ちAM3:00に奈川に到着、仮眠してから朝9:00に白樺峠”鷹見の広場”についたときには多くの人で溢れていました。
左前方の山の裏から鷹は渡ってきます。
広場付近では松虫草が咲きセセリちょうや孔雀蝶が盛んに舞っています。
広場のある斜面の反対側からは乗鞍岳がすぐ眼の前に見えます。
天空を舞う鷹の群れ”?”
等倍に拡大すれば鷹柱が見えるのですが、流石に広角レンズだと鳥が小さすぎて見えません。
望遠レンズをセットして遠方の鷹を撮りました。
白樺峠の鷹の渡り 本当に素晴らしいです。
遠方の山から次々と姿を現し上昇気流に乗って上空に舞い上がっていきます。
芥子粒のような姿がだんだんと大きくなり頭上を通り抜けて行く、その雄大さに写真を撮るのも忘れただ見つめていました。
この鷹が、やがて僕の住んでいる大阪”枚方”付近の上空を通過して南の国に渡っていくのだと思うと熱いものがこみ上げてきます。
頑張って行ってこいよ!!
写真をとっている場合じゃありません。
しかしここにやってきている人は本当に凄いです。
現れた鷹を瞬時に発見し、種類や数を特定し大きな声で言っています。
600mmF4のレンズを付け手持ちで撮っている人
機関銃を撃つかのごとく連射連射で撮り続ける人
やる気十分、撮る気満々
広場は活気に満ち溢れていました。
僕のように感傷に浸り、ただ呆然と鷹を見つめている人は一人もいないようです。
この日現れた鷹は929羽で今期4番目の数でした。
出現数は天候と密接な関係があります。過去のデーターも揃っているので、天候と過去のデーターを分析すれば高確率で鷹の渡りの群れに遭遇できると思います。
それにしても不思議なのは、この数年渡りの時期が早まっている事です。
気候の変動とどうリンクしているのか、いないのか興味があります。
さて感傷に浸っているのにも疲れてきました。
そろそろ撮影に力をと思ってファインダーを覗いたものの、
”速い!!”
”えっ~!”
ピントがなかなか合いません。
光軸も少し狂っているみたいです。
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って!と言ってる間にも鷹は飛び去って生きます。
腕の未熟を棚に上げ、カメラのレスポンスが悪いだの、レンズの光軸がくるっているだの、機材へ悪口雑言
それに疲れると途端に意気消沈
技術の修練の大切さをしみじみ感じるこの日でした。
ノスリ
サシバ
ハチクマ
これで三度目ですが、過去二回は10月に紅葉見物を兼ねて行ったのでそれぞれ数羽の鷹しか見ることが出来ませんでした。
白樺峠は信州での僕の拠点”奈川”と”乗鞍高原”を結ぶ上高地乗鞍スーパー林道にあります。
今年は乗鞍高原側が土砂崩れの為通行禁止になっていました。
従って今年は白樺峠に行くには奈川側からしか行けません。
寂れている奈川には絶好のチャンスです。
連休中は鷹見のため無料のシャトルバスも運行されました。
全国から集まる多くのバーダーたちの何割かでも奈川で宿泊してくれれば嬉しいのですが。
19日の深夜大阪を経ちAM3:00に奈川に到着、仮眠してから朝9:00に白樺峠”鷹見の広場”についたときには多くの人で溢れていました。
左前方の山の裏から鷹は渡ってきます。
広場付近では松虫草が咲きセセリちょうや孔雀蝶が盛んに舞っています。
広場のある斜面の反対側からは乗鞍岳がすぐ眼の前に見えます。
天空を舞う鷹の群れ”?”
等倍に拡大すれば鷹柱が見えるのですが、流石に広角レンズだと鳥が小さすぎて見えません。
望遠レンズをセットして遠方の鷹を撮りました。
白樺峠の鷹の渡り 本当に素晴らしいです。
遠方の山から次々と姿を現し上昇気流に乗って上空に舞い上がっていきます。
芥子粒のような姿がだんだんと大きくなり頭上を通り抜けて行く、その雄大さに写真を撮るのも忘れただ見つめていました。
この鷹が、やがて僕の住んでいる大阪”枚方”付近の上空を通過して南の国に渡っていくのだと思うと熱いものがこみ上げてきます。
頑張って行ってこいよ!!
写真をとっている場合じゃありません。
しかしここにやってきている人は本当に凄いです。
現れた鷹を瞬時に発見し、種類や数を特定し大きな声で言っています。
600mmF4のレンズを付け手持ちで撮っている人
機関銃を撃つかのごとく連射連射で撮り続ける人
やる気十分、撮る気満々
広場は活気に満ち溢れていました。
僕のように感傷に浸り、ただ呆然と鷹を見つめている人は一人もいないようです。
この日現れた鷹は929羽で今期4番目の数でした。
出現数は天候と密接な関係があります。過去のデーターも揃っているので、天候と過去のデーターを分析すれば高確率で鷹の渡りの群れに遭遇できると思います。
それにしても不思議なのは、この数年渡りの時期が早まっている事です。
気候の変動とどうリンクしているのか、いないのか興味があります。
さて感傷に浸っているのにも疲れてきました。
そろそろ撮影に力をと思ってファインダーを覗いたものの、
”速い!!”
”えっ~!”
ピントがなかなか合いません。
光軸も少し狂っているみたいです。
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って!と言ってる間にも鷹は飛び去って生きます。
腕の未熟を棚に上げ、カメラのレスポンスが悪いだの、レンズの光軸がくるっているだの、機材へ悪口雑言
それに疲れると途端に意気消沈
技術の修練の大切さをしみじみ感じるこの日でした。
ノスリ
サシバ
ハチクマ
2009-10-03 23:29
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コメント(2)
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夜啼猫さま 今晩は
鷹の渡り 900羽はすごいねぇ・・・
お休みが取れたようで 良かったです。私の休みは10/7以降になりそうで、どこに行こうか、思案中です。
早朝と夜間の撮影ばかりで、欲求不満がピークに近くなっています。
今日はボーグで少しだけ 遊びました。
by イタセンパラ (2009-10-04 22:15)
イタセンパラさん こんばんは
SWは信州で思い切り楽しんできました。
イタセンパラさんも秋を楽しんできてくださいね。
大阪に帰ってからBORGをだいぶいじりました。
ヤスリと金鋸を使って古い天体望遠鏡のラック&ピニオン式の接岸部を
BORG鏡筒にドッキングさせました。
強固な物になりました。試写が楽しみです。
by 夜啼猫 (2009-10-05 23:02)