ツグミ [野鳥]

キビタキやオオルリ、ノゴマ、コムクドリといった
旬な鳥を追いかける人は多い。
僕のように
まだ仕事をしていて
その空いた時間で野鳥撮影をしている人間にとって
これが意外に難しい
それで、その時期
いつ行っても
会える鳥、写せる鳥に愛着が湧く
そして、その鳥が余り人気がなく
あるいは、あっても来た当初だけだったりすると
よけい愛着が湧く
情が移る
ツグミも、そういった鳥さんである
冬にはいっぱい溢れているのに
いつの間にか人知れずいなくなるが
そのことが話題になることもない。

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地味で中途半端に大きく
可愛くない
でも、いつも相手をしてくれる僕のフォトジェンヌ

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その点、トラツグミはやって来た当座は大人気
でも、地を這う鳥の悲しさ
写真にするのが難しく
すぐに飽きられ
忘れ去られてしまう
この写真は10日ほど前に撮ったものだが
カメラマンは誰一人いない

一対一で向き合える鳥さんたち
こんな鳥さんたちが
大好きなんだよね。

雉の母衣打ち [野鳥]

河川敷では初春から初夏にかけて
日本の国鳥”雉”の”母衣打ち(ほろうち)”
が、あちらこちらでみられる。
繁殖期に♂キジがケーン、ケーンと鳴いて激しく羽を打ち鳴らす。
「どどどどっー」という音が聞こえる時もあり
キジ自身もバランスを崩すくらい激しい。
♂の縄張り宣言であると同時に、
♀キジへの求愛を兼ねているらしい。

ところで母衣って何だろう
”ほろ”と読むことは、
有名な庄川にかかる御母衣ダムの
存在で知っていたが
さて母衣の意味は何だろう?
実は恥ずかしながら
”雉の母衣打ち”って
女の人が両手の袖を振っている光景に
例えたものとばかり思っていた。

この年になると
あやふやな知識を
吹聴すると
”知ったかぶり”と揶揄されるのが普通
あまり常識というものがなく
子供の頃から文科系科目が
大の苦手の私も
ーここは辞書でも引いてと
早速調べてみると

(鎧(よろい)の背につける幅広の布。流れ矢を防ぎ,また,旗指物の一種としても用いられた。平安時代には単に背に垂らし,時に下端を腰に結んだが,のちには竹籠(たけかご)を入れた袋状のものとなった。 )

え~、思っていたのと全然違うやん!
調べといてよかった。
また恥じかくとこやった。
と、
胸なでおろす私でした。

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はるうらら [野鳥]

先日、NHKテレビの番組”仕事の流儀「独り、山の王者に挑む~猟師・久保俊治~」”を見た
一対一で”命のやりとり”をしている人間の
言葉は深い
安易に”愛”なんていう言葉を使う人間の
薄っぺらい言葉とは違う
自然への畏敬の念
生き物への畏敬の念が
伝わってくる

ネイチャー系の写真を撮ることを
趣味としている人間の多くは
もちろん僕自身もそうなんだけれど
彼のように
自分自身にそのことの意味
生きることの意味を問いかける
事は多くない

なぜ僕はネイチャー系の写真を撮るのだろう
もちろん分かっているのだけれど
その底の浅さを
見透かされたようで
口にしたくない
年齢を重ねても
熟さない
未熟でなく
不塾である
その恥ずかしさを
胸のうちに
隠して
野鳥撮影に
出かけてきました。


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コジュケイ

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シジュウカラ

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ヒヨドリ

尾羽のないヒヨドリ、自然界において体にハンディーキャップを背負って生きることは
並大抵のことでない
頑張って生きろよ!! 思わず呟きました

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キビタキ

春うらら [野鳥]

土手の芥子菜に
ノビタキもセッカも居なかったけれど
ホオジロが歌声を響かせていました。

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田圃ではケリが

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あちらこちらで雉が

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コジュケイも出てきて歌を歌っていました。

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のどかな春の日です。

ノビタキ見つからねど、春うらら [野鳥]

芥子菜咲く、淀川堤防に
ノビタキを探したけれど
姿なし・・・・
それでも心地よい
ぽかぽか陽気に
春を体感した
日であった。

こんな日は、まもなく去っていく
鳥たちが愛おしい

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シロハラ

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ハチジョウツグミ

シベリアへは、いつ帰っていくのかな~
まだ寒いだろうな

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バン

君は留鳥だっけ
このところ、同じ仲間のオオバンが増えたけど
争いごとはないのかな~

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春うらら
早春のウグイスも好いけれど
他の季節のウグイスも好いけれど
春爛漫のこの季節
わが世の春を誇るがごとく
愛の歌を高らかに
歌う姿が
かっこいい

よ~、お・と・こ・ま・え!!

河川敷の野鳥 高校生雪崩遭難事故に思う [野鳥]

”栃木県那須町のスキー場付近で登山の講習中の高校生と教員8人が雪崩に巻き込まれ死亡した事故”
この痛ましいニュースに、
僕の心は
怒りにつつまれる。
この事故に限ったことではないが
この国では、
責任をとるべき人間は
すぐに責任を回避し
己の無知を根拠に
開き直ったりする。
”100%雪崩は起こらないと思っていた。”
どの口が、そんな事、言ってるんや!
その根拠は!!
少なくとも、山岳訓練においては
地形の勉強
雪の状態の勉強
雪崩の原理の勉強
気象状況との関連
こういった事の勉強と
実際の状況との比較
などの知的活動抜きに
ただラッセル訓練だけを行うことはありえない。
経験則だけを頼りに肉体訓練を行う
日本の体育系の人間の、マッチョ系人間の
最大の問題点である。
僕も中学の頃から高校、大学と運動クラブに所属してきた人間として
情けなく思う。
今回の事故のニュース番組に
ドローンによる空中からの映像が映っていたが
事故現場は
こりゃ~雪崩れても不思議でないわ
というのが第一印象である

私も何よりも山登りを”人生の最大の拠り所”として来ただけに
山でこんな死に方をした高校生たちが可愛そうで堪らない。


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シロハラ

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ウグイス

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シメ

河川敷六目撮り [野鳥]

もうそろそろ冬鳥たちが帰って行く時期
留鳥たちの動きが目立ってきます。

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ホオジロ

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シジュウカラ


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ウグイス

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いつまで居るのかな~、ハチジョウツグミ
もうそろそろ帰らなきゃ~

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バン

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クイナ

カワガラスの幼鳥 [野鳥]

かっておサルの山だった箕面では
猿はあまり顔を出さなくなり

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箕面川では毎年、カワガラス幼鳥が巣立ちを始める。
日曜日は天気予報は雨
出かけるのを止め
先日撮った
カワガラスの写真をアップします。

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淀川左岸 [野鳥]

淀川左岸の溜まりに
タゲリが来ていました。
僕の殺気が強すぎたのか
すぐに飛び立ってしまったのが残念


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コチドリは
いつ撮っても同じような写真ばかり
今回は偶然飛び立ったところが撮れちゃいました。
カメラ位置が低ければもっと良かったのに~

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この春、左岸ではハチジョウツグミが
良い被写体になってくれました。
なかなか枝に止ってくれなかったけれど・・・

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雉が出てきました。
母衣打ちの季節到来
楽しみですね

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クイナが出てくるのを待っていると
バンも一緒に出てきてくれました。
でも撮影位置から遠い
大トリミングです。

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カワガラス [野鳥]

三月の中~下旬
カワガラスの巣立ちが始まる。
今日は、満を持して箕面の川に出かけた。
本当は、もう一週間早ければ良かったのだけど・・・・

幼鳥はまだ親鳥から餌をもらっているのかな~
もう独り立ちしているのかな~

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親鳥から餌をもらっている幼鳥がいました。
でも親鳥は給餌をすることは稀で
幼鳥に自分で採餌するよう促しているようです。

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幼鳥の様子を見守る親鳥は
幼鳥を連れあちらこちらと
動き回っていました。
子供の体力増強の為のトレーニングなのでしょうか

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がんばる幼鳥

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